料理長からの食材だより
博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。
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2022年08月23日
茄子の栄養素と旬レシピ《茄子のとろとろ生姜焼き》
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茄子はインドが原産国とされ、日本には奈良時代に入ってきたといわれています。
当時は「なすび」と呼ばれていました。
茄子はほぼ全国で栽培されています。 その中でも収穫量の多い10県は次のとおりです。
【全国の収穫量順位】
1位 高知県 4位 福岡県 7位 愛知県 10位 埼玉県
2位 熊本県 5位 茨城県 8位 京都府
3位 群馬県 6位 栃木県 9位 千葉県
旬は夏から秋にかけてです。
全国の主な産地でみると、温かい地方(九州、四国)はハウス栽培によって10月~翌5月頃にかけて出荷され、初夏から秋にかけては関東(群馬、栃木、茨城、千葉)などから多く出荷されています。
【茄子に含まれる栄養成分】
ナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種、アントシアン系の色素が含まれています。
強い抗酸化力があり、がんや生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える力が強く、コレステロールの吸収を抑える作用が期待されます。
【主な茄子の種類】
茄子には色々な種類があります。以下が代表的な茄子になります。
1.千両茄子
2.長なす
3.丸茄子
4.米茄子
5.賀茂ナス
6.小茄子
7.赤茄子
◆茄子を使った料理レシピ◆
「茄子のとろとろ生姜焼き」
(材料) (生姜焼きのたれ)
なす 3本 おろし生姜 大さじ1/2
片栗粉 大さじ2 酒 大さじ2
サラダ油 大さじ2 醤油 大さじ2
細ねぎ 適量 砂糖 大さじ1/2
みりん 小さじ2
※茄子に片栗粉をまぶすことによりタレが絡みやすくなります。