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料理長からの食材だより

博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。

2019年02月16日

生はもちろん塩茹でも美味!「車海老」を味わおう

写真1

まだ寒さがつづく2月です。今月は、車海老についてお話ししたいと思います。
車海老の語源は、火を入れると紅色に変わり曲がった体の模様が丁度、車輪のように見える事から車海老と言う説があります。
車海老は、大きさによって呼び方が変わり10センチ以下(20g以下)のものを細巻と呼び15センチほどのもの(20~40g)位のものを中巻又は巻海老、それ以上のものを車海老、さらに大きいものを大車と呼ばれています。産卵期が春~秋と長く養殖も盛んなため、旬の限定が難しい海老です。地域・人によっては、春~夏が旬と言う人もいれば、秋~冬が旬と言う人もいます。
流通量は夏と冬が多く、限定するのは難しいところです。しかし食べて美味しいのは晩秋から冬でではないでしょうか。
車海老は夜行性で昼間は海底の砂に浅く潜ってじっとしていますが、夜になるとエサを求めて動き出します。雑食性で海藻やゴカイ、貝などの小動物を捕食します。産卵は沖合で行われますが、車海老は甘海老などのように卵を腹に抱えるのではなく海中に産み放ち、その数は70~80万とも言われます。
受精卵は約半日で孵化し浮遊生活を送り、その間に十数回もの脱皮を繰り返し稚海老なり、稚海老なると潮に乗って河口や汽水域へ移動します。
底生生活に入り、そこで成長し成長するにつれて、生活園を湾岸から沖合から外海へ移動していきます。寿命は2~3年で牡の方が成長速度が遅く20センチを超える車海老は、ほとんどが雌です。現在、養殖も盛んで、天然と養殖の比率はほぼ半々位と言われいます。


写真2

車海老と言えば、寿司・天婦羅と思う方が多いのではないのでしょうか?
その通りで、鮮度がいい車海老を生で食べるのも美味しいのですが、熱を加えた方が甘みも香りも増します。好みもありますが塩茹でが一番車海老の旨さを味わえる調理方だと思います。コレステロールが多く、たくさん食べることは良くないとされてる食材ですが、これは間違いでコレステロール以上にタウリンが豊富な為、むしろ食べた方が血中のコレステロールを下げるのです。
低カロリー高タンパクの健康食品でダイエットには適した食材なのです。
天然はすこし値段が張りますが、揚げたての天婦羅でプリッとした食感と甘みと香りを味わっては如何でしょうか。

会食室での時間が、ご遺族、参列者にとって故人について偲び、語らう、やすらぎのひとときとなるように。想いをこめたお料理を皆様にお届けいたします。

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