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フラワーディレクターからの花だより

博全社のフラワーディレクターが、花をテーマにした身近に役立つ情報を月に1度お届けいたします。

2022年01月18日

バレンタインにもおすすめ「チューリップ」

写真1

今月ご紹介する花はチューリップです。
チューリップは 赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、ブラック系、複色などさまざまあります。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。また、最近は葉が斑入りのチューリップもあります。
チューリップの全般な花言葉は「思いやり」です。赤いチューリップは「愛の告白」、ピンクの花言葉は「愛の芽生え」「誠実な愛」、白は「失われた愛」です。
チューリップの産地といえばオランダを連想する方がほとんどではないでしょうか。現に日本で流通しているチューリップの球根のほとんどはオランダ産です。しかし、今から1,500年前の、6世紀終わりごろにトルコの壁画にチューリップが描かれていた記録が残っており、チューリップの原産国はトルコなのです。日本には江戸時代の後半ごろに伝わってきました。新潟を中心に栽培が行われており、日本でのチューリップ発祥の地とされています。
チューリップという名前はターバンに由来すると言われています。ターバンとは、中近東の人々が頭に被る布を巻いた帽子のことで、トルコ語でターバンをツリバンといいます。
この名前の由来には、こんな逸話が残っています。オーストリアのトルコ駐在外交官がチューリップを見て、その名前をトルコ人にたずねたところ、トルコ人は花の形を聞かれたと勘違いしてしまい、チューリップはターバンに似ていると思い、ツリバンのラテン語訳である「チューリバン」と答えました。この「チューリバン」を外交官が花の名前と勘違いしたまま、よそで紹介してしまいました。チューリバンはその後チューリッパに変わり、現在のチューリップに変化したといわれています。ちなみにトルコ語でチューリップのことは「ラーレ」というそうです。チューリップはオランダに伝わる伝説があります。
昔、美しい少女がいました。この少女に3人の騎士がプロポーズし、それぞれの家宝である王冠、剣、黄金を贈りました。美しく優しい少女は、大切なものをくれた彼らの気持ちを思い、断れず結婚相手を選べませんでした。悩んだ少女は、花の女神フローラに自分を花に変えてもらいました。この花がチューリップです。3人の騎士は、大切にそのチューリップを育てました。この伝説から「博愛」や「真面目な愛」という花言葉が生まれたとされています。
他にもチューリップにまつわる伝説があるので気になる方は調べて見てください。


写真2

今回はバレンタインをイメージしてアレンジにしてみました。バレンタインといえばバラが定番だと思いますが、チューリップやスイートピーなどもおすすめです。

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