料理長からの食材だより
博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。
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2021年12月17日
冬の味覚、鱈を使ったレシピ「鱈の野菜たっぷり甘酢あんかけ」
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寒い日が続くと鍋などで食べたくなる鱈。
鱈のほとんどの種類は、寒帯・亜寒帯の冷たい海に分布する海水魚です。 海底の近くで生活をする海底魚で、水深200m以深で暮らす深海魚が多いのですが、季節によって生息深度を変える種類もいます。大きな群れを形成して大規模な回遊をおこないます。体色は灰色褐色で、水底に紛れる保護色になっています。 産卵は冬季から早春にかけて。 卵は沈性卵で、砂泥の海底に産卵をします。
身は脂が少なめで柔らかく、鍋やフライ、かまぼこなどに料理されます。 韓国では、内臓を唐辛子に漬けたチャンジャとよばれる料理もあります。肝臓からは肝油を採取します。
今回は鱈を使った一品「鱈の野菜たっぷり甘酢あんかけ」をご紹介します。
淡白な鱈と甘酢あんの相性は抜群です。ぜひお試しくださいね。
「鱈の野菜たっぷり甘酢あんかけ」
<材料>2人前
・鱈の切り身 2切れ
・塩 小さじ1/3
・人参 30g
・玉葱 半個
・しいたけ 2枚
・きぬさや 4枚
・こしょう 少々
・片栗粉 適量
・サラダ油 大1
(野菜甘酢あん)
・出汁 3/4カップ
・醤油 大さじ1
・酢 大さじ1
・砂糖 おおさじ1
(とろみ用)
・片栗粉 小さじ1
・水 小さじ2