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料理長からの食材だより

博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。

2021年01月16日

見た目はグロテスクでも美味しい魚「あんこう」

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新年明けましておめでとうございます。
今月は、アンコウについてお話ししたいと思います。アンコウの語源ですが、「暗愚魚」(あんぐうお)と言う説、赤魚の転化という説、ヒキガエルを意味する千葉県の方言「アンゴウ」に由来すると言う説と諸説あります。
ちなみに、英名は「フィッシングトード」。訳すと釣りをするヒキガエルなので千葉県の方言が有力かもしれません。


旬は冬で、見た目はグロテスクですが凄く美味しい魚で「東のアンコウ西のフグ」と言われ、東日本を代表する冬の味覚です。
「アンコウは梅が咲くまで」と言い言葉があるくらいで、真冬が一番美味しいとされています。
日本周辺海域では60~70種類生息してますが、この中で食用として流通しているのは、3種類程度です。アンコウは捨てる所がほとんどなく、有名な吊るし切りによって、7つの部位に分ける事ができると言われてます。肝臓・胃袋・皮・ヒレ・卵巣・身・エラ・の7つです。
ですが、捨てる所が少ない為、ほほ肉・中骨・腸などを入れると10~12位の部位に分ける事が出来ます。
アンコウ料理の代表は鍋だと思いますが、あん肝を蒸してポン酢で食べたり、身を唐揚げにする事もできます。超低エネルギーの魚で水分含有率は85%以上、脂肪分もほとんど含んでいません、しこしコレステロールは多めです。
あまり栄養価はありませんが、ダイエット食には最適です。
但し、肝は栄養の宝庫で、貧血の予防にもなる鉄分・亜鉛・銅などが大量に含まれていて、またビタミンАは桁違いに多くビタミンDやビタミンEも多く含まれており、最高の美容食とも言えます。この寒い時期に、アンコウ鍋を囲んでみては如何ですか。

会食室での時間が、ご遺族、参列者にとって故人について偲び、語らう、やすらぎのひとときとなるように。想いをこめたお料理を皆様にお届けいたします。

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