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料理長からの食材だより

博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。

2019年05月16日

健康野菜「トマト」で夏に向けた準備を

写真1

今月はトマトについて、お話したいと思います。
もともとトマトは夏の食材ですが食生活の洋風化が進むとともに一年中需要が増え、冬場の暖地ハウス栽培や夏場の高冷地栽培など、周年供給に向けて産地が広がりました。
現在ではほとんど全国各地で栽培され一年中出荷されていますが、露地栽培のトマトの旬は7月~10月で、これを「夏秋トマト」と称してます。
特に日中と夜の温度差が激しい秋季が味のピークとなります。
最近ではハウス栽培のトマトが増加しているために、やはり昼夜の温度差が大きい春に出回るものも味が乗って美味しいです。

世界で8000種類もあると言われているトマトですが、原産国は中南米のアンデス山脈と言われています。
インディアンや鳥によってメキシコに運ばれトマトを食べては種を捨て、その種が実をつけ、分布を広げていったそうです。
トマトの言語のトマトゥルとはホウズキのことでトマトとホウズキが似てることから同じ名前で呼ばれ、どちらも煮て食べていたそうです。
日本にトマトが伝えられたのは17世紀半ばと考えられていて。食用としての栽培は明治以降で、昭和10年代には一般的な野菜として広く認識されていました。日本での消費量が急増したのは太平洋戦争以降のことです。


ちなみに、日本で最も古いトマト文献は1709年に貝原益軒が「大和本草」という本の中で「唐ガキ」として紹介したもの。他にも同じ時期の絵が残っています。
トマトは、西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、保険効果の高い野菜として利用されています。
トマトの果肉の95%は水分ですが、ビタミンCやトマトの赤い色素であるリコペン・ビタミンA・フラボノイド・カリウム・セレンなども含まれているため健康を維持する上で非常に頼もしい野菜です。
これから暑くなってくるので、トマトを食べて夏の準備に備えましょう。 
     
  

会食室での時間が、ご遺族、参列者にとって故人について偲び、語らう、やすらぎのひとときとなるように。想いをこめたお料理を皆様にお届けいたします。

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