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料理長からの食材だより

博全社の料理長が、千産千消をテーマに千葉の食材の役立つ情報をお届けします。

2017年12月15日

今年は漁獲量が例年の5倍?! 今が旬の鰤(ブリ)

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今月は、鰤(ブリ)について、お話ししたいと思います。
鰤と言えば日本でもたくさん食べられている魚です。
鰤の旬は12月から2月頃で、成長と共に名前を変える出世魚です。
世界に15種類ほどいて、日本海には6種類いると言われています。
ヒラマサ、カンパチなどの高級魚は、ブリ属の仲間です。
九州周辺の南で産卵をし、孵化をした稚魚は群れをなして北海道の南部にまで北上し、北の豊富な餌を捕食した鰤は、水温が下がる秋に南下を始め能登半島には初冬から真冬に到達します。
この南下の途中、いちばん脂ののった時期に漁獲されたものが、「寒ブリ」とよばれます。
寒ブリには、「土佐寒ブリ」「能登寒ブリ」などがあり、漁獲された地域よって呼び名が変わるのですが、その中でも特に人気の高い寒ブリが「氷見寒ブリ」です。
「氷見寒ブリ」は既に商標登録が行われており、販売証明書や青色出荷箱などブランドとして確立されています。
また、「氷見寒ブリ」と名乗れるものは限られており、富山湾で漁獲されたとしても、身が細かったり6㎏以下の場合は「氷見寒ブリ」と名乗れないため、幻の魚とも言われています。


この冬の時期に雷鳴が鳴り響くような大荒れの天気になると、富山ではぶり起こし!と言ってブリの旬を迎える合図となっております。
その他にも鰤の主な産地は、日本海の島根県、鳥取県、長崎県、石川県となっており、一方太平洋側では、千葉県、岩手県、三重県になります。
関東では、だいたい30センチ前後を「イナダ」50センチ前後を「ワラサ」90センチ前後が「ブリ」と呼ばれ、関西では、「ハマチ」「メジロ」「ブリ」になり、関東で「ハマチ」と言えば、通常養殖の「ワラサ」の事をさします。
今年のブリの漁獲量は、例年の5倍とも言われているので値段も例年より安くなってくる見込みです。
是非刺身・しゃぶしゃぶで召し上がってみては、どうでしょうか。

会食室での時間が、ご遺族、参列者にとって故人について偲び、語らう、やすらぎのひとときとなるように。想いをこめたお料理を皆様にお届けいたします。

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