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フラワーディレクターからの花だより

博全社のフラワーディレクターが、花をテーマにした身近に役立つ情報を月に1度お届けいたします。

2018年12月15日

清楚な花の形と甘い香り「水仙」

写真1

今回は水仙にしてみました。
水仙といえば、清楚な花の形と甘い香りが特徴で、多くの人々に愛されています。
この花は春の花と認識されている方も多いかもしれませんが、早い方では12月頃から咲いているものもあります。

水仙の花言葉で有名なのが「自己愛」です。
なぜこの言葉になったのか?それにはギリシャ神話のエピソードが深く関わっています。
ギリシャ神話は別名「ナルキッソス」と呼ばれ、これはギリシャ神話に登場した美少年の名前です。
ナルキッソスはその美しさにより、多くの女性に言い寄られている青年だったそうです。
しかしナルキッソスの態度は冷酷で女性を傷つけてばかりいました。その様子に女神ネメシスはナルキッソスに呪いをかけてしまいます。その呪いは「自分自身に恋をしてしまう」という呪いです。
ナルキッソスは毎日のように水面に自分を写し、その姿に恋をし、想いが届かず、しまいには食事が喉を通らないことが続きました。結果、やせ細り最後は体が動かなくなってしまいました。そのあと彼が座っていた場所に一輪の水仙が咲いていたそうです。
水仙は水面に写った自分に恋をし、姿を変えたナルキッソスだったと言われているそうです。
そのため水仙はうつむいた風に花を咲かせるというそうです。
ちなみに「ナルシスト」という言葉はナルキッソスから生まれた言葉という説があります。
水仙はマイナスイメージが多い花ですが、海外では「希望の象徴」と言われています。
また日本でも、白の水仙は「希望の象徴」とされています。
1995年におきた阪神淡路大震災でも、皇后陛下が現地で17本の水仙を献花されたそうです。


写真2

今回のアレンジは、1月といえばお正月ということでお正月をイメージして和のアレンジメントを作成しました。


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