フラワーディレクターからの花だより

博全社のフラワーディレクターが、花をテーマにした身近に役立つ情報を月に１度お届けいたします。

2018年02月16日

鮮やかな色合いが魅力「フリージア」

今回の花はフリージアを選んでみました。
フリージアといえば、丸みのある花びらと鮮やかな色合いが魅力的な花ですね。
名前の由来
南アフリカで植物採集をしていたデンマークの植物学者・エクロン（C・F・Ecklon）が発見した植物を親友のドイツ人の医師・フレーゼ（F・H・T・Freese）の名をつけて紹介したのが名前の由来とされています。

フリージアの花言葉
今回はフリージアの花言葉について紹介したいと思います。
まず一般的な花言葉は「期待」です。
「期待」は花の色は関係ないため、すべての色のフリージアにあてはまります。
黄色のフリージアは「無邪気」
白色のフリージアは「あどけなさ」
赤色のフリージアは「純潔」
最後は、紫色の花言葉です。
紫色のフリージアは「憧れ」です。
紫は高貴という意味合いをもつので目上の方のプレゼントに最適です。

フリージアにはとても甘い香りがするのも特徴の１つです。
冬を越えて咲くことから「雪割り草（ユキワリソウ）」「香雪蘭（コウセツラン）」といった名前で呼ばれるそうです。
また日本での古い和名は姿が似ていることから浅黄水仙（アサギズイセン）と言われています。

今回のアレンジメントは、3月なので春らしい伸び伸びとした感じに仕上げました。
色も鮮やかで可愛らしい感じです。
もうすぐ春本番です。
まだ寒い時期が続きますが、フリージアの甘い香りで心を癒されてはいかがでしょうか。